2022年 有限会社フライトは再始動します

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航空機離陸イメージ

新型コロナウイルス感染拡大によって、海外旅行が制限されてからはや2年。

海外旅行のみを取り扱う当社は、その間仕事ゼロの毎日です。

現在もその状況は続いており、コロナ禍前のような旅行ができるかの見通しもなかなかつきません。

しかし、このたびフライトは業務を再開します。

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仕事ゼロの2年間

この2年間は、文字通り仕事ゼロの毎日でした。

日本の水際対策はもちろん、主な渡航先国も他国からの入国を制限していたからです。

同業他社の中には、新たに国内旅行を手掛けたりする会社もありました。一昨年前のGOTOトラベルで、多少は潤ったところもあるかもしれません。また、ひっそりと廃業したり、旅行業ではなく異業種に変えた会社もありました。

当社はというと、国内旅行にシフトすることなく、また旅行業を廃業することもなく、ひたすら海外渡航再開を待ち続けていました。当然、仕事はありません。

副業としての仕事を模索したこともありました。

元来、「自分たちでできることは自分たちで」という精神で、業者に依頼することなくホームページづくりをしてきたこともあり、ウェブデザインやウェブ制作の仕事を請け負うといったことも考えたのですが、そこには至りませんでした。

その道のプロには敵わないからです。

当社は「旅行のプロフェッショナル」であって、ウェブサイトのプロではありません。それなら、「旅行のプロフェッショナル」を貫き通すことの方が性に合っていると思いました。

この2年間、何で凌いできたかというと、政府が打ち出す中小企業支援政策の

  • 持続化給付金
  • 家賃支援給付金
  • 一時支援金
  • 月次支援金

などです。
社員をかかえないSOHOスタイルで営業している当社は、幸いにも、社員に支払う給与やその人たちの生活を心配する必要はありません。自分たちが持ち堪えられれば、なんとかなる会社です。

とはいっても、給付金だけで自分たちの給与まではとても間に合いません。仕事ゼロの2年は、ひたすら我慢の2年でした。

海外旅行再開はいつ?

新型コロナウイルス感染は、なかなか終わりが見えてきません。国によっては、抑え込みに成功している台湾やニュージーランドなどありますが、多くの国がまだこの状況に苦しんでいる最中です。

そんな中、海外からの旅行者を受け入れ始めた国が少しずつ増えています。

例えば、オーストラリア。

昨年11月、オーストラリアは入国制限を大幅に緩和し、ワクチン接種の証明とPCR検査による陰性証明のいずれかを提出できれば、入国後の隔離制限なく行動が可能と発表しました。

これを機に、当社は2022年全豪オープンテニスの観戦チケットとパッケージの販売を開始しました。これが実質、再始動の第1歩です。

当社がメインに取り扱うヨーロッパの各国も、同じような対応が増えてきました。詳細は外務省「海外安全ホームページ」で、日々更新されています。

しかし、帰国の際、日本の水際対策が大きな障害となります。日本の空港に到着したら、国籍を問わず(日本国籍の方も!)以下の手続き通りに進まなければなりません(2022年2月現在)。

検疫の入国前WEB手続

2022年2月7日より、現状関西空港にて試用運用。日本到着16時間前までにアプリにて事前申請を完了させておく必要があります。関西空港に到着する便に搭乗している方は、この時点でスマートフォンの所持が必須となります。

ファストトラック

検査証明書の提示

帰国便搭乗72時間以内の検査証明書が必要となります。旅行先でこの手続きをしておかなければ、日本への入国はもちろん、帰国便への搭乗もできません。詳細は

厚生労働省「検査証明書の提出について

検疫所が確保する宿泊施設での待機・誓約書の提出

旅行先国により、3〜6日の宿泊施設での隔離が必要となります。そのための誓約書を提出しなければなりません。詳細は

厚生労働省「検疫所が確保する宿泊施設での待機・誓約書の提出について

スマートフォンの携行、必要なアプリの登録

誓約書の誓約事項を実施するため、アプリを登録する必要があります。この時点で、全ての帰国者はスマートフォン所持が必須となります。詳細は

厚生労働省「スマートフォンの携行、必要なアプリの登録・利用について

水際対策強化に係る新たな措置及びによる待機

上述の検疫所が確保する宿泊施設での待機終了後の自宅待機は、渡航先国により7〜14日が必要です。詳細は

厚生労働省「水際対策強化に係る新たな措置(21)及び(22)による待機について

質問票の提出

コロナ禍前の帰国時の簡単な質問票ではありません。かなり詳細に記入しなければならず、到着時に筆記用具は必須です。詳細は

厚生労働省「質問票の提出について

ワクチン接種証明書の「写し」の提出

現時点で、この証明書写しの提出は2月末まで停止しています。この提出により、検疫所が確保する宿泊施設での待機及び自宅待機が短縮される措置です。詳細は

厚生労働省「ワクチン接種証明書の「写し」の提出について

長時間のフライトの後、到着空港でこれだけの手続きをしなければならず、紙での提出だったりスマートフォンのアプリだったりと、かなり煩雑です。人によっては、到着後8〜12時間くらいかかったと言われています。

さらに、宿泊施設での待機及び自宅待機を考慮しておかないと、通常の旅行などとてもできません。

今後感染状況が良くなれば少しずつ緩和されるのでしょうが、現状渡航先国の入国条件よりも、日本の水際対策の厳しさに、海外旅行の再開は当分先になりそうです。

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再開に向けての準備をウェブサイトで順次更新

「いつ」とは誰も予測することはできませんが、いずれ、コロナウイルスの感染は収まるでしょう。それが今年中なのか、それとも来年なのかの判断が難しいところですが、当社では今年後半の海外旅行再開を願って、以下の通り2022年料金を更新しています。

それに先駆け、ウェブサイトもリニューアルし、より見やすくなりました。

ここに掲載していないもの(セント・アンドリュース・ゴルフプレーパッケージ、全英オープンゴルフ観戦など)も、準備が整い次第更新してまいります。

海外旅行再開の際は、お問い合わせをお待ちしています。

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