来年のヨーロッパ・サイクリング・ツアー詳細が発表になりました。
新たなコースも増え、その中でイチオシのイタリア、トスカーナをめぐるコース「パーフェクト・トスカーナ8日」をご案内します。
サイクルロードレースをご覧の方ならご存知の「ストラーデ・ビアンケ」や、ビンテージバイクで走るサイクルイベント「エロイカ」のコースを走ることができ、また、絵のように美しいトスカーナの風景の中を自転車で走ることができるコースです。
「パーフェクト・トスカーナ」の理由1|絵のように美しいトスカーナを周遊
ツアータイトルに「パーフェクト」とつけた理由のひとつは、なんといっても“絵のように美しいトスカーナの風景”です。
緑の丘に立つ糸杉の並木道や丘の上の小さな村など、誰もが知っていて、かつ美しい風景がトスカーナの特徴。「パーフェクト・トスカーナ8日」では、毎日進む道の前に、息をのむような風景が、まるで絵画のように目の前に広がっています。
魅力的なトスカーナの町や村も外せません。
シエナとフィレンツェは世界的に有名ですが、パッシニャーノ・スル・トラジメーノ、洗練されたモンテプルチャーノ、魅力的なモンタルチーノ、絵のように美しいラッダ・イン・キアンティなど、中世の美しい町にも滞在します。
そしてワイン。
黄金色に輝く小麦畑を抜け、世界的に有名なブドウ畑に沿ってペダルを漕いでいきます。ここで生産される極上のワインをぜひ試してください。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノとキャンティ・クラシコはイタリアの最高級ワインです。
このコースを自転車でめぐるだけで、イタリアの魅力を全て網羅できるといっても過言ではないでしょう。
コース詳細はサンプル日程をご覧ください。
「パーフェクト・トスカーナ」の理由2|サイクルロードレースと同じルートを走る
サイクルロードレースファンにはお馴染みの第6のモニュメント、「ミラノ〜サンレモ」の前哨戦と言われる「ストラーデ・ビアンケ」。その名の通り、未舗装のグラベルロード“白い道”は、トスカーナならでは、です。
モンテプルチャーノからモンタルチーノの間にある“白い道”を走れば、その先には世界自然遺産のオルチャ渓谷(Val d’Orcia)の風景が待ち受けています。
また、古いビンテージバイクで走ることが参加条件のサイクルイベント「エロイカ」。モンタルチーノからシエナへ向かう途中に設定されたコースの、丘を横切る色彩が織りなす光景は、かつての豪邸へと続く糸杉の並木道と同じくらい魅惑的です。
1997年、シエナ県の小さな村であるガイオーレ・イン・キャンティで、初めてエロイカは生まれました。情熱に突き動かされた92人のサイクリストが、ヴィンテージバイクにまたがり、トスカーナ州の未舗装路の白いほこりを巻き上げながら、色とりどりのウールジャージを身にまとって走ったのです。
それ以来、毎年10月の第一日曜日には、エロイカ特有のチャレンジ精神をかき立てるルートとそこに広がる壮大な風景、思い出に残るエイドステーションが魅力となり、何千人もの情熱的なサイクリストが参加するイベントとして続いています。
(「エロイカ」公式ウェブサイトより引用)
ここでは、少し太いタイヤのグラベルバイクで走るのが良いでしょう。レンタルバイクでも、太めのタイヤのバイクを用意しています。
「パーフェクト・トスカーナ」の理由3|厳選されたホテルに宿泊
1日の平均走行距離が50〜60kmのサイクリング・ツアーでは、その日の疲れを癒す宿泊施設が必須です。
筆者は、2024年夏にイタリア、フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州のサイクリング・ツアーのコースを実際に走って視察してきました。そのことは、後ほどこのウェブサイト内にてご案内しますが、行く先々の目的地であるホテルの重要性を痛感しました。
途中で雨に打たれれば、到着したホテルですぐにシャワーを浴びることができ、サイクリングの後は各町や村を散策しやすいロケーションであれば、いっそうそのツアーの満足度が上がります。
「パーフェクト・トスカーナ」コースでは、ホテルは4つ星クラス、あるいは星付はないものの、イタリアの美しいパラッツォを改装したホテルやロカンダ(フランスのオーベルジュと同意義、レストラン付きの宿泊施設)など、上質かつ個性的な宿泊施設を指定して手配します。いわゆる「同等クラス」では手配しません。
お問い合わせ・お申し込み
「パーフェクト・トスカーナ」以外にも、魅力的なコースを数多く取り揃えています。
各コースの催行日・料金・詳細は、以下当社Webサイトよりご確認ください。
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