
テニスグランドスラムの中で、センターコートが最も大きいのは全米オープンテニス。
アーサー・アッシュ・スタジアムの観客収容人数は2万3千人〜2万5千人で、観る位置・シートエリアによってまったく違います。
この記事では各シートエリアのコートビューについてご案内します。どんなチケットを入手すれば良いかの参考にしてください。
スタジアムレベルによるビューの違い
公式サイトなどで案内しているシートマップは平面のため、なかなかわかりづらいことと思います。
かといってチケット価格だけで判断すると、「まるでプレーヤーが米粒のようだった」ということになりかねません。
ここでは全米オープンテニスのセンターコート、アーサー・アッシュ・スタジアムに絞って、各レベル(高さ)からどのようにコートが見えるかをご案内します。
総座席数は22,547席、4大大会の中では最大のスタジアムです。そのため、観戦するレベルによってコートの見え方はかなり変わります。TVは常にコート上をアップにして放映しているので、この際TV画面で見た印象は忘れて下さい。
※各レベルともGeneral(エリア指定なし)からのビューで統一しています。
プロムナード(Promenade)
シートマップの大外枠、青色の部分です。このレベルからのビューは以下の画像の通り。

コートまではかなり遠く、プレーヤーの顔は判別できません。各レベルともRow Aが最もコートに近く、アルファベット順にどんどん遠くなります。
ロッジ(Loge)
会場のちょうど中間レベル、シートマップの赤色の部分です。Row G-NとRow A-Fに分けられています。このレベルからのビューは以下の通り。

プロムナードよりはコートに近くなり、通常のカメラの望遠でプレーヤーの顔まで撮れる距離かと思います。
コートサイド(Courtside)
名前の通り、他のレベルと比べてよりコートを水平に見ることが出来るレベル、シートマップの紺色の部分です。このレベルからのビューは以下の通り。

Rowやエリアによっては、試合終了後プレーヤーにサインを求めることが出来そうなレベルです。
どの方向から観戦するのがベストか
TVはいつもプレー中のベストな角度で放映してくれますので、なかなか実際の会場でのビューというものはわかりにくいということが、少しわかっていただけたと思います。
次に、座席エリアについて検証してみたいと思います。
当社案内の観戦チケットは上述のレベルの中で、さらに座席エリアをある程度指定して購入することが出来ますので、チケット購入の際どのエリアを選べばよいかをご案内します。
サイド(Side)
コート横側から観戦するエリア。このエリアからのプロムナードとコートサイドの各ビューは以下の通り。


実際に会場へ足を運ばれた方はお分かりかと思いますが、例えば、一般的にサイドエリアは首を左右に振りながら観戦することになるので、疲れやすいと言われています。
しかし、それはよりコートサイドレベルの話、プロムナードのような高いレベルから観戦するときには、首振りによる疲れはありません。
コートサイドレベルは、よりプレーヤーに近い席を確保することが出来るのが利点です。その際、審判と休憩中のプレーヤーを正面に見ることが出来るのは東側(メディアのカメラマンはこのエリアから撮影しています)、反対にプレーヤーの背中側は西側。そして、強い夏の午後の日差しを少しでも避けることが出来るのは西側、サインももらいやすいところです。
ビハインド・サーバー(Behind Server)
プレーヤーの後部から、コート全体を縦に見るエリア。このエリアからのプロムナードとコートサイドの各ビューは、以下の通り。


ウィンブルドンのロイヤルボックスを始め、VIPが観戦するところはおおよそこのようなビューです。
サイドと比べると、首を振ることなく観戦できるので、疲れることはないと思います。ただし、プレーヤーのどちらかは常に背中ばかりを観ることになります。
コーナー(Corner)
どのトーナメントも、比較的料金が高い(プレミア価格)エリアがコーナー。このエリアからのプロムナードとコートサイドの各ビューは、以下の通り。


個人的には、このエリアが最もベストなビューでの観戦が出来るのではないかと思っています。
サイドのように首を振ることもなく、またビハインド・サーバーのように、常にどちらかのプレーヤーの背中ばかり観ることもない、俯瞰でコート全体を見ることが出来るエリアだと思います。
その他、セクション(シートマップに記載された番号エリア)とRowを指定したチケットがあり、こだわればこだわっただけ、希望に適うチケットを購入することが出来ます。
まとめ
TVではわかりにくい、各レベル、エリアからのビューをご理解頂けたでしょうか?
当然のことながら、ビューが良ければよいほどチケット料金は割高になります。
どなたもご予算ありきの観戦とは思いますが、値段だけではわからないビューを比べたうえで、チケットを選んでください。
例えばチケット代を奮発した分、その他(滞在費:宿泊代など)をリーズナブルなものにするなど、旅行費用全体で検討するのが良いかと思います。
詳細なエリア別の料金は、公式サイトにてご覧いただけます。
(画像提供:CTT)



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