パトンビーチの行きつけ「Song Pee Nong」 – 行かなきゃ食べられない!絶品グルメ

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プーケット・パトンビーチにはレストランやカフェが星の数ほどあるため、店選びに困ることがある。

初めて訪れる人はたいてい、様々なネットの口コミやホテルの近く、あるいは知り合いからの紹介や行き当たりばったりで入る店を決めるだろう。

タイに来たならタイ料理を、それも格式ばったものではなく、地元の人が食べているようなタイ料理が食べたいものだ。

そんなとき、筆者は店構えがいかにも「食堂」といった店に入ってみることにしている。

何度かそれを繰り返し、特に気に入った食堂を見つけることが出来た。「Song Pee Nong」がその店だ。

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「Song Pee Nong」との出会い

せっかくヴァカンスでパトンビーチを訪れるのだから、行く度に違うホテルに宿泊するようにしている。

ある年、懲りずにプーケットでのヴァカンスを計画しているとき、デラックスホテルながら何故かとても宿泊代が安いホテルを見つけた。

Duangjitt Resort & Spaだ。

パトンビーチの南側、ビーチからPrachanukhro通りを入るとすぐの広大な敷地のホテルである。宿泊代を抑えて、現地であれこれ使えるなら安いホテルに越したことはないと、すぐに予約した。

チェックインしてからすぐに、安い意味が分かった。

大型ホテルのため団体客が多い、それも中国と韓国からの。

そのため大量に宿泊客を受け入れることが出来、かつ日本人より支払に多分厳しいお国柄の宿泊客をメインに受け入れているホテルなのだ。

それでも、朝食時のやたら騒がしいことを除けば、それなりにリラックス出来るホテルだった。

だが、悪いことは重なるもので、到着してすぐに夏風邪を患った。タイで風邪などちゃんちゃらおかしいが、雨季と重なり毎日雨続きでなかなかよくならない。

仕方がないのであれこれ出かけず、毎日ホテル近隣を散策して過ごした。歩けば腹が減る。近くに使えそうな食堂がないかと探して出会ったのが、「Song Pee Nong」だった。

スコールでもへっちゃらな食堂

ここは、ウェブサイトもSNSもないので名前でググってみると、すぐに検索できる。

すぐに外観の画像が出てくる。二股に分かれた道のちょうど分かれ目に建つこの食堂は、細長い形をしており、その両側に日よけと思われるビニール製のひさしが張り出している。

初めてこの店に入ったとき、ちょうど風邪のピークで、ちょっとふらふらしているときだった。おりしも、ポツポツと雨が降り始めていた。その時頼んだのは、エビの炒め物とマッサマン・カレー(以下画像)。

マッサマン・カレー

食べ始めてみると大絶賛する味ではないが、悪くない。この食堂が近所にあれば、週2回くらいは来てもいい、といった味だ。きっと、行きつけの店というのはそういうものかもしれない。

このときは外からの風が涼しくて気持ちが良かったので、窓側の席に座っていた。南国らしく、ガラスの窓はない。そしてポツポツ降っていた雨が急にスコールのようなどしゃ降りになった。当然座っていた席にも雨が吹き込んでくる。あわてて店の中央の席に移動したが、店のスタッフはあわてることもなく例のビニールひさしをくるくると降ろし、ものの1~2分で雨が吹き込まないようにした。

そういえば以前、ビーチ沿いのカフェでコーヒーを飲んでいると、店員が突然「あと30分でスコールが来るよ」といったことがある。へぇ、そんな時間までわかるの?と思っていたら、本当に30分程度で土砂降りになった。プーケットで生活している人達にとってスコールは珍しいことではなく、それでいて厄介なものなので対応の仕方を身に着けているのだろう。

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お気に入りメニューはこちら

以来、プーケットに来ると「バイレイの「カオマンガイ」 – 行かなきゃ食べられない!絶品グルメ」で紹介した「バイレイ」と「Song Pee Nong」を交互に使うほどの行きつけになった。他にもあるのだが、この2店がほとんどだ。

マッサマン・カレー以外の「Song Pee Nong」でのお気に入りメニュー写真を以下に。

ラープガイ(鶏そぼろのサラダ)とライス

ラープガイ(鶏そぼろのサラダ)とライス

カオ・パット

カオ・パット(チャーハン)

プーパッポン(蟹)・カレー

プーパッポン(蟹)・カレー

あと画像はないが、ソムタム(青パパイヤのサラダ)やパッ・タイ(タイ風焼きそば)もお気に入りだ。どれも屋台でも食べられるメニューだが、青空の時もスコールの時も、なぜかむしょうに「Song Pee Nong」のこれらを食べたくなる。

プーケットを訪れたらぜひ。

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