イタリア語レッスン開始|CILS A1合格を目指す学習ロードマップ【イタリア語資格挑戦記②】

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ヴェネチア サンマルコ広場

ヴェネチア サンマルコ広場

当初は CILS A1を独学で目指そう と考えていたイタリア語。
しかし、参考書を探しているうちにたどり着いたのが、CILSの試験会場でもある イタリア文化会館のイタリア語コースでした。

オンラインとはいえ、何十年ぶりかに「受講生」に戻ることになります。
CILS合格は目標ですが、まずは試験対策ばかりを意識するのではなく、イタリア語そのものを学ぶことに集中することにしました。

今回は、初めてのオンラインレッスンの様子、CILS A1レベルのコース終了までのロードマップ、そして自分の苦手分野を補う副教材について書きます。

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オンラインでイタリア語レッスン

Nuovo Espresso

年が明けると、申し込んでおいた教材「Nuovo Espresso plus 1」が自宅に届きました。

内容は全てイタリア語。

文字ばかりのペーパーバックとは違い、写真やイラストが多く、子供向けの本のような作りで、比較的やさしそうな印象です。

1月の2週目に入ってすぐ、第1回目のレッスン日が来ました。選択したクラスは、毎週月曜日の19:40から1時間半。

第1回目は何を予習して良いものかわからないので、届いた教材を読み込むこともなく、そのままレッスンを受けてみようと考えます。選択したコースが「初めてのイタリア語」コースなのですから、まさか「レッスンは全てイタリア語」なんてことはないだろうと…。

時間になり、Zoomミーティングを開くと、イタリア人の講師と、自分を含めて受講生が10人程度参加していました。講師は日本に住んで5年と言っていましたが、まだまだ日本語はおぼつかない様子。会話の合間合間にイタリア語が混じります。

最初はそれぞれ自己紹介、イタリア語を学ぶ動機を話すということから始まります。ここは日本語で良いのでクリア。

その後、さっそく教材に沿ってレッスンが始まります。そして、ここから突然、イタリア語中心になります。

まず、何も予習していないのですから、教材に書いてある単語ひとつひとつが意味不明。これまで自分が覚えていたイタリア語といえば、せいぜい次の程度でした。

  • 数字
  • レストランのメニュー
  • 挨拶

あとは一般的なトラベル会話程度です。
それも会話中心だったので、当然書いてある単語は分かりません。

Ascolta? Facciamo?

何のことでしょう。これらは、レストランのメニューや数字ではありません。

とはいえ「初めてのイタリア語」コースなので、わからない単語があれば一つずつ意味を教えてくれます。しかし、日本在住5年の日本語がおぼつかない講師の言葉は聞き取りにくく、確認することで精一杯。

1回目のレッスンの内容は「挨拶」。時間帯による言い方や、初めての時の挨拶などは知っているので、やっていることは大体分かります。

途中で、講師が教材に沿った音声メディアを使って、短い会話を聞き取り、Zoomのチャットを使って回答することもあります。また、2〜3人1組で会話の練習をすることもあり、講師の質問に答えるだけではなく、聞く・話すも交えた内容でした。

何とか1時間半のレッスンが終了、というところで「Compiti」、そして日本語で「宿題です」と言われます。毎週、教材の後半にある問題集から指定したページを、宿題としてやっておくようにということです。宿題のページ番号はイタリア語で説明されるため、どこをやればいいのかよく分からないままレッスンは終了しました。

あとでわかったことですが、イタリア文化会館のページ内に、受講生がログインできる「受講生My Page」があり、そこで出された宿題の箇所を確認することができることがわかりました。

2回目のレッスン日は、このイタリア語コースを申し込む前から決まっていた韓国出張が入っていたのですが、そこはオンラインレッスンの良いところ。ネットにアクセスできれば、場所に関係なくレッスンを受けることができます。

また、都合によってレッスンを受けられない場合は、前もって他の日のレッスンに空きがあれば振り替えることもできます。「受講生My Page」の中で、空きがある日をチェックして変更手続きをすることができるようです。

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CILS A1レベルに到達するまでの本当の道のり

その後毎週レッスンを受け、ようやく10週の半分、4〜5回を過ぎた頃。

果たして、このレッスンを10回受ければCILS A1レベルに達することができるのだろうか?

という疑問が生まれます。

使っている教材は240ページあり、ページの端にチャプターごとに色分けされています。チャプターは1〜10まであるのですが、ここまで来てやっとチャプター1が終わったところ。ページにして10ページ程度です。教材の後半は宿題のための問題集とはいえ、レッスンに対応したページは約150ページあります。

このペースで進むのであれば、残り5週でチャプター2から10まで終わるとは到底思えません。

やったことといえば、時間帯ごとの挨拶、自己紹介と名前を聞くこと、数字の数え方、イタリア語でのアルファベットの読み方までです。

この疑問を解くべく、あらためてイタリア文化会館のHPを詳しくみてみたところ、「初めてのイタリア語」コースは10週間を1学期とし、A1レベルが終了するまで全部で7学期(21ヶ月)あるということがわかりました。

そこまでしっかり読んでいませんでした。

つまり、最初に支払った 32,000円 は、ほんの1学期分だったということです。

なんという早とちり!そうです、そんな簡単にイタリア語を習得できるわけがない…

1回1時間半を10週受けたところでたった15時間。たしか、A1レベルは「イタリア語の授業を約50–100時間受講したレベル」と書いてありました…

レッスン代はともかく(「ともかく」というにしては結構な金額になります)、最初は5年かけてゆっくりイタリア語を習得しようと思ったわけですから、7学期までやりきろうと思いました。

この時点で、CILS A1を受験できるレベルに達するには、この先まだ1年半もかかるということを改めて理解します。

しかし、あくまで目標はCILS A1合格、さらにはB1あたりまで進むこと。

イタリア語には、男性名詞と女性名詞、それにあわせて変わる不規則動詞など、英語とは違うことがたくさんあります。そのためには基礎(A1、A2レベル)が最も大事で、今丁寧に学習しておかないと先に進んだ時にきっと混乱してくるのだと思います。

そう考えると、当初考えていた5年という期間は、語学習得のためのひとつの区切りなのだと自分なりに納得しました。

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イタリア語レッスンのための副教材 – アプリ

実際にレッスンを受けてみると、圧倒的に 単語力が足りない と感じました。

CILS攻略のカギは、A1の必修単語約850語をマスターすること。それも知っているだけでは不十分で、適切な文脈で瞬時に認識し使用できる自動化が求められるそうです。

そうなると、受講しているレッスンだけでは足りず、別途必修単語をマスターするため、それを補う別の勉強が必要と考えます。

同時に、「リスニングが弱い」ということにも気づきました。

イタリア語は日本語と発音が近いので、単語ひとつひとつは聞き取れるのですが、会話やちょっと長い文章になると、最初の方を覚えていることができません。頭の中でイタリア語を日本語に直すのではなく、イタリア語のまま理解する、そのためには、リスニング対策も必要です。

イタリア語資格試験の単語およびリスニング対策として、適切な副教材となるものは何か?

改めてネットを検索し、CILSを受験した人の記事をいくつか読んでみると、多くの人が主要参考書以外にいろいろな副教材を使って学習しているようでした。

まずは単語対策。

これはアプリが良いようです。

語学学習のアプリはたくさんありますが、イタリア語の単語学習で評判が良いのは、「プラクストン」。CEFRのレベルに合わせた単語学習ができ、A1からC1まで網羅しています。PC用はなく、スマホのみの無料アプリ。

次にリスニング対策。

これには、以下のポッドキャストで聞き流しをすることにしました。いずれもSpotifyからフォローすることができます。

SpotifyはPC・スマホ両方に対応しているので、どの環境でも聞き流しができます。

最後に総合的な副教材として、語学学習アプリをレッスンと併用することとしました。
最初に独学で学習していこうと思っていた時に探していたアプリの条件は、以下の点です。

  • 「CEFR」の基準に沿ったアプリであること
  • PC、スマホ両方に対応していること

そして、この両方に合致したアプリの中から選んだのは、「Busuu」。

このアプリはイタリア語をはじめ14の言語学習ができ、いずれもCEFR基準のA1からC1までに対応し、全世界で利用されている無料アプリです(有料プランもあり)。

実際に登録してみると、A1だけで37チャプターがあり、それぞれのチャプターで「読む・書く・聞く・話す」を学習できます。それぞれのチャプターは7〜8レッスンあり、1レッスンは簡単なクイズ形式を中心とした5分程度です。

チャプターの最後にはチェックポイントがあり、それをクリアすると次のチャプターに進むことができるので、進捗状況を確認しながら進むことができます。

こうして、オンラインレッスンを中心に
単語・リスニング・アプリ学習を組み合わせた環境を整えることにしました。

次回は、実際に使っている教材 「Nuovo Espresso plus 1」 の内容と、レッスンの進み方について詳しく紹介してみたいと思います。

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