最近何かと話題の国ジョージアで乗馬!~コーカサスの修道院めぐり

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ジョージア・コーカサス乗馬

ジョージアという国をご存知でしょうか?かつてはグルジアと呼ばれ、紛争が絶えない南オセチアとアブハジア自治領があるため危険な国のイメージがありますが、近年国を挙げて安全政策をしているため、イメージほど危険ではありません。それよりもコーカサス山脈の大自然、手つかずの絶景、世界遺産の数々の修道院など、行きつくしたヨーロッパ各国とは明らかに違う魅力がたくさんあります。

最近大関に昇進した栃ノ心は初のジョージア出身力士、またラグビーでは世界の強豪国です。そしてジョージアはワイン発祥の地と言われ、魅力あるワイナリーが数多くあります。伝統的な食事は日本人の味覚に合う美味の数々、そして物価は安く旅行者にも優しい国です。

当社が提携する乗馬ツアー会社では、数々の魅力をもつこのジョージアを乗馬で周遊するコースを新たにご用意しました。ウェスタンの本場アメリカや大自然での乗馬の代名詞モンゴルとは一味違う乗馬をジョージアで体験してください。

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コーカサスの修道院めぐり

コーカサスの修道院めぐり1

概要

有名なコーカサス山脈と、トルコとロシアの間に位置する黒海に面した国としてひそかに知られてきたジョージアはついにその扉を開き、徒歩や乗馬でしかアクセスできない素晴らしい風景の中心にライダー達を誘います。
ここには障害のないオープンスペースと無限に広がる牧草地、古代の森林、長きにわたり忘れ去られた修道院があります。

この乗馬は辿りつくことが困難な山の避難所、古代宗教的モニュメント、あるいは猿人類ホモ・エレクトゥスの最も古い痕跡を残している考古学的遺跡などをめぐる、ヨーロッパからさほど遠くない世界の一端にあるこの国での時間を遡る乗馬です。

日程

1日目 トビリシ

トビリシTbilisiに到着、ホテルへご案内します(夕食は含まれません)

宿泊:ホテル

2日目 トビリシ

朝食後午前10時にガイドがお出迎え、旧市街をご案内します。
昼食・夕食は各自

宿泊:ホテル

3日目

8:00に車で出発して約1時間、馬とガイドが待っているジョルジョシヴィリJorjiashvili村近くへ。到着後乗馬の準備。
最初は平野や丘のふもとにある樫のの森へ。そして背の高い草と多彩な植生の牧草地を進みます。その後アルゲティーAlgeti川を渡り小さな町テトリツカロTetritskharo(白い春)に向かいます。
昼食はアルゲティーAlgeti川の堤防でピクニックランチ。
午後 グダレヒGudarekhi村の丘に上がり、16世紀の塔とアルゲティーAlgeti川の峡谷の息を呑む美しい景色を眺めます。
(1日約5時間の乗馬)

宿泊・夕食:キャンプ

4日目

朝食後、周囲を散策しながらグダレヒ村の美しい風景を写真撮影します。
その後、グダレヒGudarekhiの修道院へ向けて、ブナの森林の中を約1時間進みます。この12世紀建造の修道院は美しい色の壮大な鐘楼があり、今は閉鎖されています。
昼食時には修道院の周囲にあるクルミ園を探索する時間があります。
午後、ブナの森と大きな夏の牧草地を進みます。途中、羊や他の家畜の群れに出会うかもしれません。
一日の終わりに、アイバノーブカIvanovka村に到着。天気が良ければベディアニBediani湖近くでキャンプ、強風の場合は民泊となります。
(1日約5時間の乗馬)

宿泊・夕食:キャンプ

5日目

コーカサスの修道院めぐり2

午前 森と牧草地を駆け抜け丘をいくつか通り過ぎ、メンカリシMenkalisi村周辺へ。到着後昼食。
昼食後、壮大な景色を形成する南コーカサス山脈の斜面を登ります。
その後谷に到着し、木々と野生の草の広がりを通って反対側に降りていくと、木々の間にピタレッティPitareti修道院の塔が現れます。この修道院はずっと閉鎖されていたが、最近になって修道士が管理しています。ファサードの彫刻は美しく、内壁にはまだ多くのフレスコ画がそのまま残っています。
この壮大な修道院が印象的に見える場所でキャンプ
(1日約6時間の乗馬)

宿泊・夕食:キャンプ

6日目

コーカサスの修道院めぐり3

朝、ピタレッティを出発します。ご希望により7世紀に作られ17世紀に復元された、秘密地下通路にご案内します。クラミKhrami川を渡り、林道や放牧地を進んだ後、アゼルバイジャンの村ダルバジDarbasiに近い泉でピクニックランチ。
午後、夏の終わりまでデイジーで覆われる草原と森の間を進みます。またポピーによる赤い斑点が付いた小麦、豆、トウモロコシの畑地域を進みます。
その後、遠くにある2つの川が交差する火山台地に要塞と教会が見えてきます。ここはジョージアで最も重要な要塞のひとつであったパタラ・ドマニシPatara Dmanisiです。その後、かつてはシルクロードの一部だった古い道路を下って渓谷の谷底に到達し、マシャベラMashavera川沿いにある樹齢約100年のクルミの木の下を散策。そしてパタラ・ドマニシPatara Dmanisiに戻り、川を渡り旧市街の壁に沿って進みます。
息を呑むほどの景色を楽しめる歴史あるゲストハウスでジョージアの伝統的な夕食をどうぞ。
(1日約5時間の乗馬)

宿泊・夕食:ゲストハウス

7日目

朝、世界的に有名なドマニシの考古学的サイト、中世の城壁が残る市街、3つの6世紀の聖堂を訪ねます。近くでは、ヨーロッパで最も古いホモ・エレクトゥスの骨が発見されました。それはおよそ170万年前のものと推定されています。ここでは最初のヨーロッパ人の住居跡、20万年前のホモ・サピエンスの骨、旧石器時代の遺跡などを見ることが出来ます。
ゲストハウスに戻って昼食後、乗馬に戻ります。
小さな村Ukangori近くでキャンプ
(1日約2時間の乗馬)

宿泊・夕食:キャンプ

8日目

朝食後、森林と夏の牧草地の間をボルニシ・ザイオンBolnisi Sioniへ向けて出発します。
森の出口にある小さな町ポラダウリPoladauriに到着し昼食。
午後、ポラダウリ川を渡り、キャンプを開設する聖テヴォルデ教会の遺跡に向かいます。
(1日約6時間の乗馬)

宿泊・夕食:キャンプ

9日目

朝食後、谷に達するまでアカシアと草地の森を駆け抜けます。この谷は12世紀にさかのぼるツグルガシェニ修道院と、ジョージア最古の大聖堂、4世紀のボルニシ・ザイオンBolnisi Sioni大聖堂へ続いています。この教会は元の形をとどめた最古の例で(トランセプト:横断廊はありません)、12世紀の鐘楼があります。
ボルニシ・ザイオンBolnisi Sioni大聖堂の庭園でのピクニックランチ後、ポラダウリとマシャベラ川を渡る乗馬を再開します。その後丘と小麦の畑を通ってIdveli村へ。クラミKhrami川のほとりまでは歩いてすぐのこの場所でキャンプ
(1日約5時間の乗馬)

宿泊・夕食:キャンプ

10日目

朝食後、クラミKhrami川を渡って丘を登り、小麦畑を渡ってサムスヴィルデSamshvildeに到着。クラミ川の渓谷を支配していた都市の遺跡や古代の要塞を探索します。
サムスヴィルデSamshvildeでの昼食後、ツィンツカロTsintskaroへ。その後平原を通り過ぎてアルゲティーAlgeti川を渡り、谷のふもとにあるジョルジョシヴィリJorjiashvili村の厩舎に到着。車でトビリシに戻る前に、ここで馬に別れを告げます。
その後地元のスパを訪れ、リラックスした硫黄泉と東洋のマッサージをお楽しみください。オプションですが、乗馬後のリラクゼーションにおすすめです。
トビリシに到着後、地元の料理とワインとともにジョージ王朝伝統のフェアウェルパーティーを開催します。
(1日約5時間の乗馬)

宿泊・夕食:ホテル

11日目

朝食後、空港へお送りします。

【ご注意】
予告なく日程・諸条件が変わる場合がございます。
最新の情報は当社ウェブサイトよりご確認ください。

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乗馬レベル

この乗馬に参加するには経験豊富なライダーであることが条件です。3スピードで快適に、かつ10分のギャロップを1日数回、また様々な地形を乗りこなすことがとても重要です。
1日平均30kmを移動します。

宿泊

1~2日目及び最終日は、トビリシの歴史的中心部にある快適でモダンなホテルに宿泊。各客室には専用バスルームを完備しています。
トレッキング中はテントまたは地元のゲストハウスで夜を過ごします。これは地元の人達と時間を共有できるチャンスです。キャンプではシャワーはありませんが、多くの川があるので便利です。川に流すことが出来る生分解性の石鹸、寝袋、マットレスを用意します。

食事

コーカサスの修道院めぐり4

食事はオーガニックで上品な地元産の伝統料理を味わうことができます。昼食はランチボックスをサドルバッグに入れて、またスチュワードシップチームが用意するピクニックなど様々な形で提供します。夜はキャンプファイヤーを囲んで、又はターブル・ドットの夕食をご用意します。
食事時はボトルウォーター、フルーツジュース、地元のワイン(赤と白)、地元のブランデー、紅茶、コーヒー、ミルクをご用意します。

日本からは

上記乗馬ツアーへのご参加には別途日本~トビリシ往復の航空券が必要です。カタール航空やエミレーツ航空が便利です。空港からの往復送迎は料金に含まれます。フライトスケジュールにより、前後の宿泊手配を承ります。

料金、催行日など詳細は以下をご覧ください。

(画像提供:RandoCheval)

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