サイクルロードレース・春のクラシック「ミラノ〜サンレモ」を走るサイクリング・ツアー

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トリノ〜サンレモ イメージ

サイクルロードレース・ファンなら、一度はレースと同じコースを走ってみたい。

そんな人も多いはず。

そこで、ヨーロッパ・サイクリング・ツアーをご案内するフライトより、「クラッシカ・ディ・プリマヴェーラ(春のクラシック)」と呼ばれるワンデー・レース、「ミラノ〜サンレモ」のハイライトコースを走るサイクリング・ツアーをご紹介します。

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伝統と格式の”モニュメント”レース ミラノ〜サンレモ

サイクルロードレース イメージ

【サイクルロードレース イメージ】

ファンにはすでにお馴染みの「クラッシカ・ディ・プリマヴェーラ(春のクラシック)」のひとつ、ミラノ〜サンレモは、1907年より開催され、2022年で113回を数えます。

UCIワールドツアーのワンデーレースのうち、格式の高いワンデー・レースを「クラシック」といい、その中で特に歴史があるレースを「モニュメント」といいます。現在、モニュメントとされるレースは、

  • ミラノ〜サンレモ
  • ロンド・ファン・フラーンデレン
  • パリ〜ルーべ
  • リエージュ〜バスト〜リエージュ
  • ジロ・ディ・ロンバルディア

の5つ。そのひとつに、ミラノ〜サンレモが含まれます。

ミラノ・ヴィゴレッリ競輪場をスタートし、リヴィエラ海岸への最後の峠パッソ・デル・トゥルキノまでは、110年続く古典的なルート。そして、ボルトリからサンレモまでは、リヴィエラ海岸沿いの平坦なコース。
しかし、ゴール直前には、チプレッサ(登坂距離5.6km、平均勾配4.1%、最大9%)、ポッジオ(3.7km、3.7%、8%)という2つの上り坂が待ち受け、ここがレースの勝敗が分かれるところです。

レース詳細は、サイクルロードレースの公式チャンネルJSPORTSのサイトをご覧ください。

イタリア・サイクリング・ツアーの人気コース「トリノ〜サンレモ」

一方、当社がご案内するイタリア・サイクリング・ツアーの中で、このモニュメントレース「ミラノ〜サンレモ」のコースが含まれるのは、「トリノ〜ミラノ8日」のコース。

これまた、イタリア最古のレース「ミラノ〜トリノ」のゴール地点、トリノからスタートします。リヴィエラ海岸へと出るアルベンガまでは、リグーリア・アルプスを望む美しい景色の中を走ります。途中には、「イタリアの最も美しい村々」に登録されているミッレージモでの宿泊も含まれ、旅行気分を満喫できます。

ハイライトは、7日目のアルベンガからサンレモまでのコース。ツアーでは、アルベンガからサン・ロレンツォ・アル・マーレまでの車での送迎が含まれていますが、脚力に自信のある方はぜひ、ご自身で走ってみましょう。アルベンガ〜サンレモ間は、約55kmです。
この間には豪華客船が停泊するインペリアや、リグーリア海に突き出たカーポ・メーレなど、レース放映ではお馴染みとなっている名所が多々あります。

そして、サン・ロレンツォ・アル・マーレからサンレモまでの約20kmが、「ミラノ〜サンレモ」のハイライトルートです。チプレッサとポッジオ2つの上り坂は、2022年優勝のマティ・モホリッチや、若きスーパースター、タディ・ポガチャルのようにペダルを踏んでみましょう。

レンタルバイク・プラス

ハイグレードな「レンタルバイク・プラス」

このサイクリング・ツアーでは、自慢のバイクを持ち込んで走るのも良いですが、手軽にレンタル・バイクを利用することもできます。ロードバイクのレンタルはありませんが、クロスバイクの「レンタルバイク・プラス」を試してみてください。
ギアはShimano Deore XTの27段、ブレーキはMagura breaks HS 11、サスペンションはSuntour suspension forkと、全てが通常のスポーツバイクよりグレードを上げて用意しています。

総行程300km弱を8日間に分け、一般的なサイクリング・レベルで無理なく走れるコースです。途中、ミッレージモをはじめ中世の町に宿泊しながらのルートは、サイクリングとトラベルを掛け合わせた作りになっています。

日本からの参加の場合、重たいスーツケースが荷物となりますが、このツアーでは宿泊施設から次の宿泊施設までスタッフがスーツケースを運ぶ「ラゲッジ・トランスファー」付きなので、サイクリング中はバックパックひとつで軽快に走ることができます。

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「トリノ〜サンレモ8日」コース詳細

1日目 トリノに到着

夕方には、ルート案内及びツアー書面(事前予約のレンタル自転車)のお渡しと詳細をご説明します。
王室の広場や壮大な大通りで、イタリアで最初に首都となった町を探索してください。

トリノ 泊

2日目 トリノ~ピネローロ 約50km

トリノを出発してポー川を少したどり、その後サイクルパスでストゥピニジの印象的な狩猟宮殿Palazzina di cacciaへ。
ロココ時代の芸術作品には目を奪われますが、壮大な山のパノラマも同様です。

雪に覆われたアルプスの峰が目の前にそびえ立っているのを見ながら、ピネローロに向かって平坦な道をサイクリングします。

この日の宿泊地は、イタリアで最も有名な騎兵学校の1つが運営されていたところです。馬や自転車から離れて、ピネローロの歴史的中心部を散歩します。

ピネローロ 泊

3日目 ピネローロ~サルッツォ 約45km

目の前には常に有名なモンヴィーゾ山があります。平地の真ん中にあるモレーンの丘の上に建つロッカ(要塞)と果樹園やブドウ園を通り過ぎ、カヴールへと続きます。

その後、旧シトー会修道院スタッファルダで休憩します。この修道院にあるバーでは、素晴らしいアイスクリームを提供します。その後再びポー川沿いを進み、中世の町サルッツォへ。

サルッツォ 泊

4日目 サルッツォ~モンドヴィ 約55km

この日のルートは、農業がさかんなところです。サイクルパスの脇にはキウイ、りんごそして豆の畑があります。

いくつかの小川とストゥーラ川を渡ると、景色は劇的に変わります。モンドヴィまでの最後の10kmは、緑豊かな丘を通ります。

この日の宿泊地モンドヴィは小高い丘の上にあり、素晴らしいマッジョーレ広場があります。

モンドヴィ 泊

5日目 モンドヴィ~ミッレージモ 約55km

今日のルートの最初は、いくつか上り坂があります。これはタナロ川渓谷を離れ、ピエモンテ州で最も有名なブドウ畑の一つへの道を登り、ランゲの丘の景色を楽しむためです。

ブドウ畑、落葉樹、ヘーゼルナッツの茂みがリグーリアとミッレージモへと続きます。

ミッレージモの旧市街は「イタリアの最も美しい村」のひとつです。

ミッレージモ 泊

6日目 ミッレージモ~アルベンガ 約60km

この日のルートはアルプスを渡りますが、穏やかな上り坂なのでそれに気付くことさえほとんどないでしょう。

コッレ・スクラヴァイオンと呼ばれる峠の頂上に着くまで、ボルミダ渓谷を通り抜けます。

30kmの長い下り坂の間、周囲の山々を見下ろしながら海岸方面へ向かうと、オリーブの木が道の端に並んでいます。険しい山間の村カステルヴェッキオでは、特に良い香りのリグーリアのオリーブオイルを試してみてください。

その後、アルベンガへ。観光客にあまり知られていないアルベンガは、ジェノヴァに次いでリグーリア州で2番目に重要な旧市街があります。狭い通りにあるレストランはみんな、訪れる人を魅了します。

アルベンガ 泊

7日目 アルベンガ~サン・レモ 約20 – 30km

サイクリング最終日は、最初にサン・ロレンツォ・アル・マーレへお送りします。この町がイタリア最高のサイクルパスの出発点です。

花のリビエラ海岸に沿って、ターコイズブルーの海の壮観な景色の中を走ります。ミラノからサン・レモへの有名な自転車レースコースの一部に沿って走る1.7kmの長い自転車トンネルを是非通りましょう。

サンレモ 泊

8日目 出発または延泊

ツアー終了

ルートマップ

トリノ〜サンレモ ルートマップ

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お問い合わせ

お申し込みについて、またその他コースに関するお問い合わせは、下記当社ウェブサイトよりお問い合わせください。

2023年度料金も、まもなくご案内予定です。

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