目指す町のその先へ~バス旅のすすめ

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シラクーザのバス

自由気ままな旅に鉄道は便利ですが、それよりもさらに自由が効くのがバス旅です。鉄道は目的地となる町までは運行していますが、そこ(駅)から先は徒歩、バス、タクシー等を利用することになります。その中でもバスはリーズナブルな割にかなりディープに旅を楽しむことが出来ます。

長い間、旅行業界ではヨーロッパの個人旅行には鉄道が便利という定説があり、各社とも鉄道の旅を紹介してきましたが、自由な旅を求めるならバス旅を検討してみましょう。一人旅や気ままな旅にぴったりのバス旅について紹介します。

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路線バスと長距離バス

旅先で利用するバスには大きく2つに分かれます。
町中をくまなく巡ったり、隣町までの移動に便利な路線バスは比較的多難距離をカバーしています。路線バスは予約をすることなく、タバコ屋やキヨスクでチケットを購入したら、バス停からふらりと飛び乗って利用することが出来るお手軽バスです。

一方長距離バスは飛行機で移動するような距離から、国から国を移動する国際線バスがあります。こちらは主に事前にインターネットなどで予約して利用するもので、日本出発前から予定を組んで検討するものです。

バス旅の利点はなんといっても鉄道ルートのない区間をカバーしたり、鉄道と組み合わせてよりディープに旅を楽しむことが出来ることです。例えばスペインでは近年鉄道区間の工事が続いていて、特にグラナダ方面は鉄道を利用しにくくなっています。そんな時にマドリッドから乗り換えることなくグラナダまで運行している長距離バスを利用すると、全体の日程がとてもスムーズになります。また全体的に航空機移動や鉄道移動よりリーズナブル。これを使わない手はありません。

日程によっては鉄道とバスを組み合わせて、より気ままに、そしてディープに目的国を周遊することが出来ます。レイルパスによっては鉄道だけではなく、バスも乗車できるものがあります。レイルパスで乗車できるバスの一覧は以下で紹介しています。

バス旅はどんな旅行に適しているか?

バス旅はどんな旅行に適しているかは、行きたい目的地やしたいことで決まってきます。当社ウェブサイトや当ブログに掲載しているプラン例でも、目的地や目的によってバスを利用したプランを数多く掲載しています。

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手配方法

1.ウェブサイトを駆使する

鉄道は古くから個人旅行のツールとして使われてきたため、手配する会社やウェブサイトがたくさんあり、利用するハードルも低かったのではないかと思います。一方バスはツール自体あまり紹介されてこなかったことと、なおかつ言葉の障害があったため、敬遠されてきた移動手段の最たるものではないでしょうか?

しかしインターネットがこれだけ発達した現在、各国の長距離バスはほとんどウェブサイトで事前予約が出来ます。どのサイトも英語サイトを用意しているため、簡単な英語でチケットを入手できますので旅の計画にご利用ください。

乗車都市、降車都市、日付、希望時間帯を入力したら時刻表とともに運行しているバスの一覧が出てきます。サイトによってはそこで運賃を確認することが出来ます。
ほとんどがクレジットカード決済のため、予約にはクレジットカードをご用意ください。

2.日本で事前購入

一方、当社ではホテル手配と組み合わせて事前にチケットを用意できるバス手配を承っています。英語のサイトに不安を感じる人や、旅行手配一切を旅行会社に依頼する人は是非鉄道手配と合わせてバス手配をご依頼ください。
現在取り扱っているバス手配は以下の通りです。

  • バルト三国(タリン⇔リガ⇔ヴィリニュス)
  • チェコ(プラハ⇔チェスキー・クロムロフ、ブルノ⇔ウィーン)
  • ロマンチック街道バス(フランクフルト~フュッセン間、4~10月のみ)
  • フィンランド(ロヴァニエミ空港⇔市内、イヴァロ空港⇔サーリセルカ、ロヴァニエミ⇔サーリセルカ、キッティラ空港⇔レヴィ市内)
  • スペイン(マドリッド、セビリア、コルドバ、マラガ⇔グラナダ、マラガ⇔セビリア)

上記以外でも、ウェブサイトで長距離バスを手配するお手伝いをしています。

まとめ

今まで利用すること自体不安に思い敬遠されてきたバス旅は、実は鉄道同様手軽で気軽な旅に適しているものだということです。路線バスはまだまだ敷居が高いものの、鉄道の代わりに長距離バスを事前にインターネットで予約し、あるいは旅行会社に手配を依頼して、もっと気軽にバス旅してみるのはいかがでしょうか?

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